そうめんや冷麦は、日本の夏に欠かせない伝統的な麺。どちらも小麦粉が原料ですが製法が異なります。主に手で細く細く延ばした1ミリ前後のものが「そうめん」。生地をこねて伸ばし、うどんと同じ製法で作った1.5ミリ前後のものが「冷麦」と呼ばれます。いずれも、たっぷりの湯を沸騰させ、手早く茹でて冷水にとり、よく流水にさらしたものが美味。つゆと薬味を整えて、冷えた麺をいただくとき、日本の四季の豊かさを実感せずにはいられません。誰もが歓声を上げる流しそうめんも、清涼な水が豊富な日本ならではの、贅沢な愉しみです。
すいか
スイカは、ウリ科に属する果菜。
ちなみに、メロンやイチゴも果菜です。特徴的な縞模様の表皮と、赤い果肉のコントラストが印象的な、夏を象徴する食べ物です。スイカの原種は、砂漠のような乾燥地帯で咽をうるおす飲料用として食べられていたもの。昔も今も、そのみずみずしさが渇きをいやしてくれるというわけです。スイカは冷やし過ぎると、せっかくの自然な甘味を感じられないので、適度に冷えたところでいただきましょう。浜辺で、キャンプ場で、お家の縁側で…、みんなで食べるからでしょうか、大きな丸のままのスイカは楽しい思い出そのもの。夏休みの一日は、夢中になれるイベントとみんなで食べるスイカがあれば、最高です。